「食の安全・安心を巡って 世界の農業は今」
2020年度の市民講座は、今日的な農業問題を体系的に学ぶことにしました。NPO法人の理事でもあり、国内外で幅広く活躍されている印鑰智哉さんを講師とし、表記の課題について年4回開催します。
今、世界で人びとが動き出しています。遺伝子組み換え食品の危険に気がつき、それに先立つ化学肥料・農薬が健康や環境にもたらす害に気がつき、有機食品を求めており、20年のうちに世界の有機市場は5倍以上に広がりました。そして、その有機食品を生産する農家への支援、産直・提携というあり方の重要性に気がつき始めています。遺伝子組み換え企業も窮地に陥っています。
世界の消費者と農家の勝ちと言いたいところですが、遺伝子組み換え企業側も新しい活路を打ち出してきました。それが「ゲノム編集」です。政府やマスコミは「ゲノム編集」食品は画期的と言いますが、よく調べるとそれとは正反対の事実が浮かび上がってきます。
この「ゲノム編集」生物を日本政府は自然界のものと変わりないとして、一切、表示も要求せずに届け出だけで流通可能にするという決定を昨年10月に行ってしまいました。果たして、この事態に対してわたしたちは何ができるのでしょう? 食の安全を守るために、できることがあります。ぜひ、講座にご参加を!
期日 | 2020年11月25日(水) |
時間 | 14:00 〜 16:00 |
会場 | NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分) |
申込み | 氏名・連絡先を添え問い合わせページよりお申し込みください。 またはTEL/FAX 0285-53-1133まで。 |
会費 | 1,000円(軽食代を含む) |
定員 | 30名(先着順) 準備の都合上、11月24日(火)の午前中までにお申込みください |
年間予定(変更の際は通知やホームページでお知らせします)
開催回数 | 4回 |
開 催 日 | ①7/29 ②9/30 ③11/25 ④1/27 ※ただし講師の都合上変動あり。 なお、③については12/23でお知らせしましたが、 上記のように1ヶ月前倒しにいたしました。 変更したことをご承知おきください。 |
時 間 | 14時~16時 |
会 場 | 民間稲作研究所 有機農業技術支援センター |
予 告 | 第4回 栃木から食が変わる-世界のアグロエコロジー運動と有機給食 |