農産物(含む加工)は、川上=農水産業で生産され、川中=食品の製造業・卸売業を経て、川下=食品小売業・外食産業で販売/食されるという、川の流れに例えることができます。食料問題は間口が広く奥行きが深く、かつチェーンのように繋がりを持っています。今年度は川中・川下に従事されている方々から、川上のお話をしていただきます。
第4回目の話題提供者は、那須町で農村レストランを経営している松岡美代子さんです。松岡さんは以前、保育園で給食の仕事をしていましたが、夫の大病と本人の病気が重なって起こり、その根本治療は食べ物からを知り、それがお店を始めるきっかけになり、今年で9年目になりました。
「玄米と野菜料理の店 松おか」がお店の名前で、安心・安全(=健康)の食材でつくることを基本としています。食材は有機栽培または自然栽培のものに限定し、有機の場合、動物性に由来する肥料を使っていないことが条件です。また、農業者が明確な理念や経営哲学を持っていることも大きな条件です。もう1つ大きなこだわりは砂糖を使わないことです。儲けようと思うといい料理ができないそうです。
孫の面倒を見ながら1人で切り盛りしていることもあって、営業は金・土・日の週3日です。1日のお客さんは10から15人ぐらいで、リピーターが多いとのことです。
当日の軽食は、松岡さんが調理したものもお出しする予定です。こちらもご期待ください。
期日 | 2020年1月22日(水) |
時間 | (軽食)午後6:00 (講座)午後6:30~8:30 ※冬季は早くなります。 |
会場 | NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分) |
申込み | 氏名・連絡先を添え問い合わせページよりお申し込みください。 またはTEL/FAX 0285-53-1133まで。 |
会費 | 1,000円(軽食代を含む) |
定員 | 30名(先着順) |