2018年度の市民公開講座は、『女性農業者と語り合う』をテーマとして行います。現在、「農業の六次化」にみられるように総合的な活動が求められ、特に女性の感性が鍵を握っています。県内各地で活躍している女性農業者の方々から、就農の動機や経営上の悩み・課題・抱負などお話していだたき、参加者の皆様とともに展開方策を考えてみます。
2018年度の市民講座は10回の開催を予定し、話題提供者は全員女性です。第1回目にお話をしていただくのは、宇都宮大学農業経済学科の西山未真准教授です。西山先生からは、今年度のテーマである「女性農業者」に着目する背景や課題など、県内外の動向も踏まえまして総括的に述べていただきます。
栃木県には女性農業士制度があり、昨年20周年を迎えました。まず、20年を振り返ってみると、これまでの女性農業者の貢献として、「女性の視点=生活の視点」が政策の柱に据えられ、女性農業者の実績が政策に取り入れられました。
次に、20年先を見据えて、これからの女性農業者の役割について考えてみると、食と農の専門家=「ライフスタイル農業」の提案者としての役割が期待されます。
西山先生の研究テーマのひとつが、ライフスタイル農業です。それは生き方としての農業で生産と生活を一体としてとらえ、一体化している生産+生活に価値を見出すというものです。大いに議論したい内容です。
日程 | 2018年4月19日(木) |
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時間 | (軽食)午後6:00~ (講座)午後6:30~8:30 |
会場 | NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233) (センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分) |
申込み | 問い合わせフォームから氏名・連絡先を添えてお申し込みください。 |
会費 | 1,000円(軽食代を含む) |
定員 | 30名(先着順) |
年間予定(変更の際は通知やホームページでお知らせします)
- 開催日 毎月第3木曜日[原則、ただし11月及び2月を除く] 計10回
- 時 間 18時30分から20時30分
- 会 場 民間稲作研究所有機農業技術支援センター
- 講師名は一部定まっておらず、次回のお知らせまでに具体的にお示ししたいと思います。