2016年第6回市民講座「中国農業を知る2 -有機農業を中心に-」

第5・6回は、中国の農業を勉強するわけですが、第6回目はとくに有機農業に焦点を当てます。講師は前回に引き続き、宇都宮大学・雑草と里山の科学教育研究センターの閻 美芳(ヤン・メイファン)先生です。

中国で、有機農業というネーミングの農業が初登場したのは、1990年であると言われています。この年に、浙江省産の茶がオランダのSKALの認証を受けて海外に輸出することができした。これを契機に中国でも政府が先頭に立って、有機農業の発展に力を入れるようになりました。

中国の有機農業は、輸出産業としてスタートした側面があり、国が力を入れるのも産業としての有機農業です。今回は、このような政府主導による産業型有機農業の現場だけではなく、中国の個別の農民や市民グループによる有機農業の実践についても、現場調査で得た写真を通じてお話をしていただきます。

 

日程 2016年10月20日(木)
時間 (軽食)午後6:00~ (講座)午後6:30~8:00
会場 NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233)
(センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分)
申込み 問い合わせフォームから氏名・連絡先を添えてお申し込みください。
会費 1,000円(夕食代を含む)
定員 30名(先着順)

今後のスケジュールについては、2016年度 有機農業市民講座のご案内のページをご参照ください。