2016年第3回市民講座「開発途上国を取り巻く農業情勢」

第3・4回は東南アジアが対象ですが、東南アジアの農業問題をクローズアップするために、第3回目は内容を変更させていただきます。講師は、宇都宮大学農業経済学科の安藤益夫教授です。

世界の人口は、開発途上国を中心に急速なペースで増え続け、現在の73億人が2050年には97億人にも達すると予測されています。その一方で、気候変動、地下水の枯渇、農地拡大の限界などの制約のために、農業生産力の向上がこれまでのように期待できない状況にあります。現在でもアフリカを中心に飢餓人口が8億5000万人も及び、その削減はグローバルで緊急の課題です。

第3回市民講座では、アフリカを中心とした食糧事情と食糧増産に向けた取り組みを紹介するとともに、近年の農地争奪(ランドラッシュ)や遺伝子組換え作物の動向を通じて、開発途上国と先進国との関係について考えてみます。

 

日程 2016年7月21日(木)
時間 (軽食)午後6:00~ (講座)午後6:30~8:00
会場 NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233)
(センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分)
申込み 問い合わせフォームから氏名・連絡先を添えてお申し込みください。
会費 1,000円(夕食代を含む)
定員 30名(先着順)

今後のスケジュールについては、2016年度 有機農業市民講座のご案内のページをご参照ください。