2016年第2回市民講座「アメリカ農業を知るⅡ」

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前回に引き続き、宇都宮大学農業経済学科教授の斎藤潔先生による「アメリカ農業を知る」 の第2弾です。

 

第2回目は、アメリカ農業のいまを見ていこうと思います。あなたが抱くアメリカ農業のイメージはどのようなものですか?多くの方はアメリカ農業に企業的な大規模農業というイメージを持たれているようですが、アメリカ農務省も私がお会いした多くの農業者もアメリカ農業は家族農業(ファミリーファーム)でと胸を張って言いました。
そこには家族の意味合いが日米でたいへんに異なるという実ある態がありそうです。たとえば、アメリカでは、農場を継ぐときには子どもが親の農場を買うという形が一般的です。形式的なものではなく、ちゃんとしたビジネス取引です。
なぜ、家族内での売買を行うのでしょうか?つまり、これがアメリカの言うビジネスなのです。たとえ、家族内であっても農業をビジネスとして経営することにアメリカ農業の強みがあるように見えます。

米国ナショナル ファーマーズ ユニオンの資料http://nfu.org/farmers-shareや、
昭和堂より出版の「農業と経営」2014年9月号の斎藤先生の記事https://viewer.yondemill.jp/?cid=10073がお手元にありましたら、読んでおくと、よりお楽しみいただけます。

 

日程 2016年6月16日(木)
時間 (軽食)午後6:00~ (講座)午後6:30~8:00
会場 NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233)
(センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分)
申込み 問い合わせフォームから氏名・連絡先を添えてお申し込みください。
会費 1,000円(夕食代を含む)
定員 30名(先着順)

今後のスケジュールについては、2016年度 有機農業市民講座のご案内のページをご参照ください。